プログラミングを独学で学ぶための初めの一歩を踏み出すことは、初心者にとって重要なステップです。以下では、プログラミングを独学で学ぶために始めるべきポイントを紹介します。
目次
プログラミングを独学で学ぶために始めること
目標を立てる
プログラミングにはさまざまな分野や用途があります。まずは、自分がどの分野に興味があるのか、どのようなプログラムを作りたいのかを明確にしましょう。学習目標を設定することで、学習の方向性を定めることができます。
例えば、「プログラミングを覚えてプログラマーとしてIT企業に就職したい」「本業とは別に副業でプログラミングで収入を得たい」と様々な目標があると思います。プログラミングと言っても色々な種類に分かれていて目標達成するために今後の内容選択が変わってきます。
次に話そうと思っていますが、特に言語選択の際にこの目標が非常に重要になってきます。何故プログラミングを覚えようと思ったのか明確に定義しておきましょう。
ここでは一旦「IT企業に就職したい」という目標で見ていきましょう。
何故プログラミングを覚えたいのか目標を明確にする
プログラミング言語を選ぶ
プログラミングを学ぶ上で一番重要な内容になります。プログラミング言語を選ぶです。おそらく多くの人が「どのプログラミングがおすすめなのか」「どのプログラミングが稼げるのか」を気にするかと思います。その探し方でも良いと思いますが、ここで重要なことが目標で立てた「IT企業に就職したい」という点です。
例えば、稼げるプログラミング言語で良く上位に出てくるのが「Go言語」「R言語」です。確かにこれらを習得したプログラマーは高収入かと思います。ただし、IT企業の求人を見ていくと「Go言語」「R言語」の求人はほとんどありません。特に高収入の「R言語」に関してはプログラミングだけではなく、データ分析に必要な統計学の知識がセットで必要になりますのでプログラミングだけを覚えることはおすすめしません。
では、どういった基準で選ぶかというと、IT企業の求人を見て決めることをおすすめします。求人を見てもらえるとわかりますが、「Java」「C#」「Python」あたりが求人として多くあります。またこれらの言語は世界的に多く利用されている言語になりますので書籍やネット上にも入門系の情報がいくつもあります。「IT企業に就職する」という目標を達成するためにも、多くの企業が求めているこれらの言語を選択することをおすすめします。
ちなみに私の一番のおすすめは「Java」です。これまで経験した企業すべてでJavaを利用しています。これから新規に構築するシステムではJavaを選択する機会は減っていますが、これまでに構築されてきたシステムの多くはJavaで作られています。ここで企業はJavaができる人材を求めて求人を出していますのでまずは「Java」を覚えましょう。ちなみに私が最初に覚えた言語はPerlでしたけどね(笑)その業務以外でPerlを使う機会はありませんでした・・・(笑)
稼げる言語ではなく需要の多い言語を選択する
学習リソースを見つける
次に学習リソースを見つける必要があります。今の世の中はネット上に多くの情報があります。個人サイトでも良いですし、プログラミングの学習プラットフォームでも良いでしょう。「ドットインストール」や「paizaラーニング」など優良なオンライン学習も充実しています。また書籍での学習もおすすめです。いくつかのサイトや書籍を試してみて自分が納得できるまで実施しましょう。
これらの学習リソースを利用してプログラミングの基礎的な概念や構文を学ぶことから始めましょう。変数、条件分岐、ループなどの基本的な概念を理解することは、プログラミングの基盤を築くために重要です。
ここで大事なことですが、文字を読むだけや動画を見るだけではなく実際に自分の手を動かしてみてプログラムのコードを書くことが1番大事になってきます。自分で考えてコードを書いてみると思わぬところでエラーが発生したり、思った通りに動かなくなったりと苦戦すると思います。そういった経験を積んで徐々にプログラミングができるようになります。決して座学だけでプログラミングをやった気にならないように注意しましょう。
優良なオンライン学習プラットフォームを利用する
- ドットインストール
- paizaラーニング
目で覚えるのではなく実際に手を動かして覚える
Webアプリケーションの仕組みを理解する
「Java」で条件分岐もループ処理もかける!自動販売機のプログラムもかけるようになった!これでIT企業に就職だ!!と思っていると大きな間違いです(笑)これでは企業が求めている「Java人材」の半分も満たせていません。企業が求めている多くは「Java」でWebアプリケーションの開発ができることです。
学習リソースを使って基礎的なことを学んだあとは、応用として「Java」を使ったWebアプリケーションの経験を積みましょう。そこには「HMTL」や「CSS」のスキルも必要になりますので一緒に学んでください。
応用としてWebアプリケーションの開発ができるようになる
「HTML」や「CSS」もあわせて覚える
プロジェクトに取り組む
実際のプロジェクトに取り組むことで、実践的な経験を積むことができます。自分の興味や関心に合わせたプロジェクトを選び、段階的に難易度を上げながら取り組んでいきましょう。プロジェクトを通じて問題解決能力や実践的なスキルを磨くことができます。
プロジェクトを通して何か形あるものを作ってみる
最後に
ここまでを全部達成して、やっと独学でプログラミングできるようになったと言えるでしょう。ただし、多くの人が「難しそう」と思ったり、1度は挫折した経験があると思います。実際に未経験からここまで実施できる人は本当に一握りの人だと思います。私は現役のシステムエンジニアですが、もし未経験であればここまで独学で実施する才能はなかったでしょう(笑)ただし、業務で先輩や上司に教えてもらいながら、今はどんな言語だろうと調べながら開発することができるようにまでなりました。独学でここまで実施できる人はそのまま進めてもらってよいと思います。独学でやってみたけど挫折した人や独学でやるのは難しいと思った人はプログラミングスクールに通うことをおすすめします。何故おすすめかというと現役のシステムエンジニアから学べるということ、学ぶ環境が整っていること、就職までのフォローがあるということ。独学で失敗してもやる気さえあればプログラミングスクールからIT企業への就職は十分可能です。まずは相談・カウンセリングからでも初めてみてはいかがでしょうか。
おすすめプログラミングスクール
初心者向けから実践的なスキルを身に付けるまで幅広くカバーしたオンラインスクールです。マンツーマンの指導で学べるため、自分のペースで確実にスキルを身に付けることができます。また、卒業後の就職・転職サポートも充実しています。
未経験に特化した学習環境を提供しておりプログラミングを触れたことがない、パソコンに自信がない人も安心して利用できます。
また、学習中にプロのITエンジニアがサポートすることによってプログラミング学習で良くみられるわからなくなり挫折ということがなくなります。
特定の条件を満たした場合に返金保証があることも特徴です。